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2009年12月29日 (火)

アルファ145/146ヘッドライト光軸修理(2)

さて、続いては145/146ではお約束の光軸調整機能の修理です。

自分は先に壊れたユニットを別途調達し、事前に修理した物で交換作業を行ったので誤解のなきようにお願いします。
これから着手する方は、こちらの作業だけで(シーリングの乾燥時間を含めて)丸一日以上は費やすつもりでいてください。

レベライザーを先に外します。左にねじって緩めたあと、上にこじるとポロッと外れます。

Photo_6

先端の球状部が縦溝に滑り込んでいるので、先端を上にずらしてあげるようにします。

Photo_7

続いてガラスを押さえている金属クリップ5個の取り外し。
マイナスドライバなどでこじれば外れますが、ガラスを傷つけないよう慎重に。

Photo_4

続いて精密ドライバーなど、細いものでシール材を掻き出します。これが非常に疲れます。同じくガラスを傷つけないように。ゆっくり工具を動かした方が効率よく掻き出すことができます。
画像のライトは一度修理した痕跡がありますが、やることは同じです。

Photo_5

あとはひたすら焦らず急がず、根気よくネバネバベタベタを掻き出していくと、レンズを剥がすことができます。

※ 注 意 ※

指にベタベタが残っている状態で鏡面を触ると、メッキが剥がれて大変なことになります。ただでさえこのミラーは柔らかく密着も弱いので慎重に作業してください。
私は思いっきり指紋をつけて(剥がして)しまいました。

汚れは濡れたティッシュで優しくぬぐい去る程度でしたら大丈夫だと思いますが、から拭きは危険です。
また、アウターレンズもガラスなので無理に力をかけたり落として割らぬよう気をつけましょう。

無事にミラーを取り外せると、中からはこのように破損したリンケージが出てきます。

Photo_8

再生部品を自作できない方は、時々、有志の方がヤフオクなどで代替パーツを販売していますので運が良ければ入手可能ですね。ちなみに純正パーツではこれだけを入手することはできません。
私は自作にチャレンジしていましたが、結局のところ挫折してヤフオクから入手しました。
ただし、ちょっと訳あり出品みたいだったようなので、画像は自重。

組み立ての手順は、基本的に分解の逆に進めます。
リンケージに固定リングを通してから先にミラーの裏にはめ込み、慎重にボディと合体させます。
最後にレンズを装着する前の時点でレベライザーを取り付けた方がいいかもしれません。外したときの逆で、シャフトのボール部を上から滑り込ませるようにするのがコツです。

元のレンズ接合部のシーリングはボディ板金用の弾性シール材のような材質です。一般人には入手困難ですし、扱いも面倒なので、自動車用品店で買えるようなシリコンゴム系シーラント(雨漏り補修・ゴム接着用)で十分でしょう。
シリコンシーラントでも、接着面をきれいにし脱脂してから接着すれば意外に強度があるようです。私が以前分解清掃したデドラのヘッドライトも10年近くの間、問題は起きませんでした。今回は黒を使いましたが色はお好みで。
はみ出る位の量を外周の溝に盛りつけてからレンズを乗せ、金属クリップを元の位置に戻します。確か一カ所だけ大きさが違うので、無理をしてガラスを割らないよう気をつけましょう。

Photo_9

続く…

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